なかなか日本ではお目にかかれない野菜類をご紹介します。
まずは、青こしょう。
フレンチなどで、一時期生のこしょうを使うのが流行ったことがあるので
お肉と一緒に召し上がられたことがある方もおありかと思いますが、
タイではこの生の青こしょうがけっこう普通にお店にも並んでいます。
香りが非常に高く、爽やかで清清しい香りになるので、
グリーンカレーに入れると非常に美味しいです。
また、お肉と炒めたり、魚介類と炒めたり、
唐辛子とは一味違う辛味がまた、これからの季節にもぴったりです。
次は生の唐辛子、プリッキーヌー。
沖縄産のものや、季節によっては日本国内の産地のものが出回ることもありますが
タイのものは香りと辛みと甘味のマッチングが更によいように感じます。
上の青こしょうと共に、冷凍庫で保存すれば、少しは保存できます。
次はなんでしょうか?
さて、大きさがよくわからないと思いますが、
これはピンポン球くらいの大きさです。
実はタイのナスです。
イメージするなら、奈良漬などに入っている「すいか」というものかも。
カレーによく入っています。
味は固めのなすという感じでしょうか。
これ以外に、タイにはもっと小さくて、一見グリーンピースのようななすもあります。
あと、野菜と果物の中間のようなものなのですが。
青いマンゴーです。
青いパパイヤもよく使われるので、ご存知の方もおありでしょうけれど、
これはマンゴーです。
味は甘酸っぱくて青いリンゴや熟れていない柿とかに近い味です。
4月28日のメニューでも焼いた鶏とあわせてサラダにしていますが、
だいたい、肉類や魚類と合わせて甘酸っぱいソースで仕上げます。
素材として使う以外にも、そのままで食すこともあり、
その場合は、辛いタレや、砂糖・塩・唐辛子をミックスしたものをつけたり、
少し一味加えていただくことが多いようです。
マンゴーは青いままでいただくものと種類が違うらしいのですが、
もちろん黄色いものもいただきます。
上の写真のもののほうが、実は一回り大きく、
味も一回り以上上になります。
詳しいことはわからないのですが、
マンゴーにも種類が幾多かあり、
値段が高いものは、それなりに美味しいものです。
よく日本で売られているのは、フィリピンのマンゴーで、
これは味も風味もいまひとつのことが多いですが、
値段もまあそれなりに手ごろです。
タイのものは、だいたい4月から5月にしか出回りませんし、
値段も1ケ¥500くらいかそれ以上しますが、
何しろ甘味も香りも違います。
でも、その中でも美味しい、というものは
甘味のバランスがとてもよく、甘いけど爽やかな味がします。
ときどきシーズンには売り出しをしていますので、
機会があれば、ぜひ「タイ産」マンゴーをお試しくださいませ!!