アローイ!タイ!

「アローイ」はタイ語で「おいしい!」の意。
自宅で開くタイ料理教室の報告を中心に
おいしいお話しを綴っていきます。
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最近のマイブーム その2

前回のうどんに続き、最近のおうちごはん編。

今回は、なんと、『ミートソース』。

われわれ世代が子どもの頃は、
スパゲッティといえば、ナポリタンかミートソース。

よくゆでられた、うどんのような麺に絡まった
濃厚なソース、というのが定番。

それがあるとき、本場イタリアではそんなパスタは食べません、
という能書きつきでアルデンテのパスタが現れたのは、
小学生の高学年くらいだったろうか。

若干記憶があやふやななのだけど、
母親とスパゲッティを食べに入ったお店で、
「ミートソースとは違いますが、ボロネーゼソースがそれに近いです」
というような、慇懃無礼な案内をされたようなことがあった。


それからは、同窓生ならみんな知ってる
「RYURYU」のスパゲティの世界へと入っていってしまい、
あのボロネーゼソースのお店もどこだったかさえわからないのだけど。
(ファミレスと喫茶店の中間のような、コトブキみたいなお店だった)


さて、前置きが長くなったけど、
そういうわけで、厳密にはミートソースというよりボロネーゼという
ラグーの一種というのが正しいのだろうか、
とにかく「本格派のミートソースの作り方」というのを紹介したい。

決してお子ちゃま向けのものではなく、
大人向け、しかもワインがあうような、
そんなソースである。


ポイントは、しっかり時間をかけること。
決してすぐにはできません。

すごく時間がある日にまとめて作って
小分けして冷凍しておく、というのが正解。

だいたい2時間はかけたほうがいい、というのが私の見解。

だけどね、
ほんっと〜〜〜〜〜〜〜においしいソースができます!

市販のミートソースなんて、まやかしです。
あれとはまあ別物ができます。

まず、
たまねぎとにんじんとセロリをみじん切りに。
にんにくもみじん切り。
お肉は合い挽きがおいしいように思う。

多分、お店では、フードカッターなどでみじん切りにしてるんじゃないかな。
この刻む工程がけっこう面倒なので。
フードプロセッサーで刻んでもいいと思います。
かなり細かくしたほうがうまくできるみたいなので。

これを順に炒めていきます。

にんにくとオリーブオイルを鍋にいれて熱くし、
にんにくがこんがりしてきたら、たまねぎを投入。


続いてにんじんを投入し、よくよく炒める。
ちなみに、セロリもここで入れるが、我が家は省いてしまいました。


このくらい、茶色くなってかさが減ったら、
ミンチを入れる。


ここで、塩・こしょうして、下味をつけておく。


火は強火。
少しお肉がこげるくらい、よく炒める。
テレビでやってたけど、ここでお肉をいじくらない。
少々固まっても、後でほぐれるので、とにかく焦げ目がつくくらい焼く。

真っ黒になっては困るけど、茶色いくらいはあとでこそげるのでだいじょうぶ。

お肉はしっかり炒める。
完全に火が通って、茶色いくらいになれば、
赤ワインを入れ、水分がなくなるくらい火を入れる。

そうしたら、トマト缶を入れる。
いろいろ地域による違いがあるようで、
トマトピューレやトマトペーストでもよいが、
水煮トマトが今は安いので、それを使用している。

カットトマトならそのまま、ホールトマトなら軽くつぶして入れる。

水分が少ないようなら少し水を足してもよい。


ブーケガルニとか、ナツメグとかを加え、煮込む。


この状態で、だいたい40分くらい煮込めば、
まあまあ食べられる状態にはなる。
しかし、1時間半くらい煮込んだこの状態は、やはり美味しかった。


あとは塩・こしょうで調味して出来上がり。

お好みのパスタと和えて、お召し上がりください!


ボナペチ!!
書いた人 mami | comments(0) | - |




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